もくじ
薄い子宮内膜をふかふかにするには?改善するためにできる対策
子宮内膜を厚くするための7つの方法を実体験を交えながら紹介します!
不妊治療をしていると、「子宮内膜が薄い」という問題に直面することがあります。
子宮内膜は、受精卵が着床するためにとても大切な要素です。
排卵や受精の問題を乗り越え、せっかく受精卵が子宮まで到達しても、着床しなければ妊娠できません。子宮内膜の準備をしっかりと整えておくことが重要です。
子宮内膜を厚くするために出来ることは、主に3つです。
まず1つ目は「ホルモンのバランスを正常にし、整えること」、2つ目は「子宮に届く血流を良くすること」、3つ目は「子宮内膜をつくるのに必要な栄養成分を摂取すること」です。それにはどんな方法があるのでしょうか。
1つ目の「ホルモンのバランスを正常にし、整えること」。ここでは、病院での治療、漢方、ツボの3つの方法を紹介します。
2つ目の「子宮に届く血流を良くすること」。ここでは、運動、温活の2つの方法を紹介します。
3つ目の「子宮内膜をつくるのに必要な栄養成分を摂取すること」。ここでは、食べ物や飲み物の食生活、サプリメントの2つの方法を紹介します。
子宮内膜が薄いときの病院治療は?子宮内膜を厚くするホルモン薬
エストラーナ、プレマリン、ルトラール、プロゲステロン注射の4つの薬を別ページで詳しく解説しています
子宮内膜を厚くするために病院やクリニックで行っている治療は、薬物療法が主体となります。
子宮内膜を厚くするのは卵胞ホルモンのエストロゲンや黄体ホルモンのプロゲステロンなど、ホルモンの働きによるものです。
これらのホルモンの分泌不足や機能不全がある場合には、ホルモン剤で必要なホルモンを補うことによって、薄い子宮内膜が厚くなるように補助しています。
子宮内膜の強化や着床に効果があるとされるビタミンEを使用している病院もあります。
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子宮内膜が薄いときに試す価値のある漢方とは?
子宮内膜に良い、当帰芍薬散、婦宝当帰膠、冠元顆粒の3つの漢方を別ページで詳しく紹介します!
子宮内膜が薄い時に、漢方が使われる場合もあります。
主に、血流を良くして子宮内膜を育てる、ホルモンバランスを整え、排卵や月経周期を正常にする効果があります。
自然の生薬(しょうやく)で、体の根本から改善し、妊娠する力を高めていきます。当帰芍薬散、婦宝当帰膠、冠元顆粒などがよく使われています。
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子宮内膜を厚くするためのツボってどんなもの?
子宮内膜に良い、三陰交、血海、内関、至陰の4つのツボを別ページで詳しく紹介します!
子宮内膜を厚くするのに効果的なツボが使われることがあります。
東洋医学でいう、子宮や卵巣に働きかけるツボを、ツボ押しや鍼、お灸などで刺激します。効果があるツボは、三陰交、血海、内関、至陰などです。
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子宮内膜を厚くするには運動が大事?妊活に取り入れたいストレッチやヨガ
子宮内膜を厚くするには、血流UPが大切。そのために運動を取り入れてみましょう!
妊活には運動が良いといわれており、不妊に効果のあるストレッチやヨガなどもたくさんあります。
これらは、体の血流を促進し、冷えを改善する効果があります。
筋肉が鍛えられて代謝が良くなることで、ホルモンバランスが整います。またストレス軽減やリラックス効果もあるので、ぜひ取り入れたいものです。
子宮内膜は血液から作られる層のような構造になっています。そのため子宮内膜を厚くするには、血流を良くすることが大切です。
子宮や卵巣などは、骨盤の中におさまっているので、骨盤内の血流を改善することで、子宮が温まり、栄養も行き届くようになります。
子宮内膜を厚くするために取り入れたい、運動とストレッチ
妊活中に適しているのは、激しい運動よりも、比較的軽く継続しやすい有酸素運動です。
有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、水泳などがありますが、おすすめの運動はウォーキングです。
歩くことは、ふくらはぎをはじめとする下半身の筋肉や血管に良い刺激を与えるので、血行促進効果が高く、子宮を温めることにつながります。
普段よりやや大股で、かかとをしっかりと地面につけるように歩きます。腕を前後にしっかりと振るように意識すると、さらに効果があります。
ストレッチは、筋肉を引っ張って伸ばす運動のことをいいます。いつでも気軽に行えるのでぜひ取り入れましょう。
ストレッチで筋肉を伸ばすことで、筋肉の柔軟性が高まり、関節をほぐして広げることができるので、血流が良くなります。
骨盤内の血流を良くするには、主に下半身、股関節を意識したストレッチを行うと良いでしょう。
股関節のストレッチの例として、まずあぐらをかくように座り、股関節の前で両足の足の裏を合わせます。両手で両方の足先を持ち、自分の方に引き寄せつつ上半身をゆっくりと前に倒します。
筋肉を伸ばすときに息をゆっくりと吐き出すようにしましょう。無理のない範囲で良いですが、30秒ほど姿勢を維持すると効果的です。
子宮内膜を厚くするヨガ
ヨガは、古代インドから伝わった心身の調整のための方法です。
筋肉をほぐす、関節を動かすことのほか、体幹も鍛えます。またヨガ式の呼吸法も一緒に取り入れて行います。
血流が良くなり、体内の毒素を排泄する効果があるので、妊活に取り入れている人も多いようです。
下半身の循環を良くし、冷えを改善するヨガの例として、「勇者のポーズ」があります。
まず、足を前後に大きく開き、右ひざは床に、左ひざは曲げて立てます。手は前足の横で床についてバランスをとります。
この姿勢から一度息を吐き、吸いながら上半身を持ち上げます。手は骨盤にあてて、まっすぐな位置を意識します。
次に一度息を吐き、吸いながら左ひざを曲げて腰を下げます。バランスを取りながら手を上に上げて呼吸を繰り返します。
反対側でも同様に行います。このポーズでは、股関節の周りにある筋肉が伸びるので血流が良くなります。
運動やストレッチ、ヨガなどを行う時は、急に無理をせず、慣らすようにしましょう。まずは週に1回、次は3日に1回というように継続して取り入れることが大切です。
また、妊娠初期には負担になる場合もあるので、自己判断で行わず、医師や専門家に相談するようにしましょう。
子宮内膜が薄い人は冷え性のケースも。子宮内膜を厚くするには温活も試したい
冷え性の人は、血流が悪いことが原因で子宮内膜が厚くならないことも。温活も上手に取り入れましょう!
昔から、女性は体を冷やすなといわれていますが、これは妊娠・出産のために冷えが大敵だからです。
子宮内膜が薄くなる原因の一つに、冷えによる血流不足があります。
実際に子宮内膜が薄い人は、冷え症の場合が多いです。子宮や卵巣などの臓器が冷えているとその働きが弱くなったり、体の免疫力も下がったりします。
冷えにはいろいろなタイプがあり、体全体が冷える、手足などの末梢が冷える、体は火照るのに一部分だけ冷たいなどです。
子冷えの原因は主に血行不良ですが、自律神経の乱れも関係していることがあります。
自覚症状がなくても体が冷えている場合もあり、特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体質的にも冷えやすくなっています。
冬だけでなく、夏でも冷房や食べ物、飲み物などで、体は冷えてしまいます。妊活をするなら温活も忘れないようにしましょう。
理想的な入浴方法は、38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかること
不妊や子宮内膜の改善に効果があるのは、特に下半身に重点を置いた温活です。
下半身を温めることは体全体を温めることにもなります。
温活には様々な方法がありますが、まず入浴についてです。入浴は体を温めるのにとても効率的な方法です。
お湯につかることで、血管が広がり血流が良くなります。お湯の水圧で、血管やリンパ管が適度に圧迫され、子宮や卵巣など臓器への血流が良くなり代謝を改善します。
また、ストレス解消、リラックス効果もあります。理想的な入浴方法は、38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかることです。
熱いお湯に入ると、すぐに温まった気がするのですが、体の内側までは温まっていません。
交感神経を刺激することになるので、寝つきが悪くなる場合もあります。1日の冷えは寝るまでに取っておき、入浴後、体を冷やさないように保温するようにしましょう。
冷えには、首・腰首・手首・足首の4つを温めるのが大切
次に、体の保温についてです。基本的なことなのですが、体に必要な熱を外に逃がさないために、服や下着に気をつけてみましょう。
特にお腹や脂肪が多く冷えやすいおしりを冷やさないように腹巻を使うのがおすすめです。
冷えには、首・腰首・手首・足首の4つを温めるのが良いといわれています。ストールや靴下などを使って、この4つを冷やさないように意識すると分かりやすいですね。
そして、体を温める温活グッズの使用です。その中でも、私が実際に使っていたのは、市販のよもぎ蒸しパットです。
よもぎ蒸しとは、韓国の民間健康法で、穴の開いた椅子の下でよもぎやハーブを蒸し、その蒸気で体を温めるものです。
骨盤内を温める効果が高く、骨盤浴ともいわれ、妊活として行う人も多いようです。
よもぎ蒸しは自分ではなかなかできませんが、よもぎ蒸しパットなら手軽によもぎ蒸しの効果を取り入れられます。
生理用ナプキンと同じように下着に貼って使います。一般的なカイロに比べて温度が低く、じんわりと下半身を温めます。
妊娠中や月経中は使えないので、排卵前や体外受精の移植前などに使用すると、体を温め、子宮内膜にも効果があるといわれています。
子宮内膜を厚くするのによいとされる、食べ物や飲み物
子宮内膜に良い、食べ物と飲み物について、たっぷり別ページでご紹介します!
子宮内膜を厚くするために、食べ物で効果的な栄養をとる方法があります。
子宮内膜を育てるのに重要なホルモンの原料となり、着床を助ける効果のあるビタミンE、卵胞ホルモンや黄体ホルモンと似た働きをする食べ物もあります。
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子宮内膜を厚くするために摂っておきたいサプリメントって?
妊活中はサプリを効率よく取ることで栄養不足を防ぎますが、なかでも子宮内膜に特に大切な栄養素が含まれたサプリを別ページで詳しく紹介します!
子宮内膜を厚くするために必要な栄養成分を、サプリメントで摂るのもポイントです。
妊活に良いとされるマカや葉酸には、ホルモンバランスの調整、子宮内膜の強化、血流促進などに良いとされています。
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子宮内膜が薄くて着床しにくかった私が一番重要視した葉酸
子宮内膜が薄い私でも厚くすることで妊娠できました!
多くの不妊治療の専門医達も子宮内膜を厚くするのに葉酸は重要だと言っていて、葉酸サプリを飲めば赤ちゃんの先天性異常のリスクが72%も軽減されることから、厚生労働省も妊活する人は積極的に飲むように勧告しているという事実、ご存知ですか?
元気で健康な赤ちゃんに出会えたいま、振り返ってみて葉酸サプリを飲んでおいて本当に良かったと感じています。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
葉酸は水に溶けやすく食事からでは吸収されにくのが弱点で、科学的に先天性異常の発症率を70%以上も低減が実証されているのは、食事ではなくサプリからのみ。だから、葉酸サプリを摂取するように国も強く勧告しているんです。
諸外国でも日本においても神経管閉鎖障害のリスク低減の観点からは、食事からの葉酸に加えて栄養補助食品からの葉酸を摂取するよう勧告されています。
食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取すれば、神経管閉鎖障害の発症リスクが集団としてみた場合に低減が期待できる
妊娠しやすくするためには子宮内膜をふかふかにする必要があります。そのために必要な栄養素に葉酸がポイントといわれていますが、実は葉酸サプリなら何でもいいわけじゃなくて、妊活中に最適な葉酸サプリを選ぶことが大切なんです。
安心して飲めるサプリならいいですが、もしも適当に選んで飲んでいたサプリが無駄な添加物がギトギト、妊活中に必要な葉酸量が入っていない、製造工程がやばすぎる、とかだったら引きますよね、、、
特にコンビニとかで誰でも買える葉酸サプリは、妊活中は飲んでも無駄になるケースもあるので、葉酸サプリの選び方をしっかり知ることはとても重要です。
私も最初なんでもいいのかと思って、コンビニの安いやつを飲んでいたら全く意味がなくてがっくり。そこから真剣に葉酸について勉強してからは、何も知らなかった過去の私を本気で叱りたくなりました。
このときの経験を元に、葉酸サプリの選び方を分かりやすくまとめましたので、まだ飲んでいない人、飲んでいたけど適当に選んでいたかも、という人は参考になさって下さい。
子宮内膜が薄い私が妊娠できたときに大切にしていた葉酸サプリの選び方を公開しています。